新聞のイロハ学んだよ 豊崎小で100人体験 社会見学を記事に

できあがった新聞をグループで発表し合う5年生=豊見城市立豊崎小学校

 豊見城市立豊崎小学校(濱元朝純校長)の5年生約100人は6日から13日にかけて、社会見学の体験を個人で新聞にまとめる授業を実施した。沖縄タイムス社などを見学した後、NIE担当者を招いて新聞のつくりの特徴や工夫の講話を聞いた。
 児童は6日に那覇市内の県立博物館、牧志駅前ほしぞら公民館、沖縄タイムス社を見学。
 翌7日には沖縄タイムス読者局の安里努NIE担当を招き、見出しが記事の内容を表す新聞の特徴や写真や表などの「部品」、記事を囲むなどの工夫で読みやすくしていることを学んだ。
 13日の授業で発表をした3組の松山宏生(ひろお)君は「色づかいやクイズを入れる工夫をした。見出しを大きくしたら見やすくなった」と話していた。

社内見学:豊崎小学校5年生のみなさん

 学校からの社内見学シーズンが始まりました。9月6日は、豊見城市立豊崎小学校5年生約100人が訪れました。
 沖縄タイムスができるまでの流れを説明する映像資料を見たり、紙面制作現場に行って画面上で新聞をつくるデモンストレーションを見たりしました。

toyosaki

号外制作を体験をする豊崎小学校の5年生

 5年生は授業で新聞について学ぶ学年で、社内見学の申し込みも5年生が中心です。制作現場で「リードはどんなもの?」と説明役の社員が逆質問すると「記事のあらすじをまとめたもの」という答えが返ってきました。さすがです。
 見学中の写真を撮ってその場で社内見学号外をつくります。操作の一部をやってみたり、出来上がった新聞1ページ大の号外を手にすると、歓声が上がっていました。
 事前に集めてもらった質問項目は38項目にも上りました。今後、見学の様子を個人で新聞にする授業も行われる予定です。

社内見学:竹の子学童クラブさん

 与那原町の竹の子学童クラブの1~4年生18人が8月14日午前、沖縄タイムス本社を社内見学しました。
 取材から印刷、配達まで新聞がつくられる工程をビデオで学んだあと、本社5階の編集局を見学しました。
 質問コーナーでは「新聞記者で女の人は何人ぐらいいますか?」「ネットワークランナー(新聞配達員)は全部で何人いるんですか?」と熱心に質問していました。