衛星とPAC3で戦争?
話し合う解決法ないかな
大騒ぎになった北朝鮮のミサイル(人工衛星)打ち上げ。幸地功哲君(9)と母親の富代さん(41)は平和について考えました。
「衛星」観光に影
■2012年4月6日付社会面
北朝鮮による長距離弾道ミサイルの発射実験とみられる「衛星」打ち上げ予告で、危険を懸念する観光客や修学旅行のキャンセルが出だした。打ち上げが1週間後に迫り物々しさも漂う中、“緊張”は経済にも影を落としている。
功哲君▶ニュースでやってた「PAC3」だね。
富代さん▶本当だ。石垣だね。何のために準備しているか知ってる?
功哲君▶戦争のため?
富代さん▶沖縄上空に近づくと危険なので念のため配備するということのようだよ。
功哲君▶もし飛んできたら、こっちもやり返して戦争みたいになるってこと?
富代さん▶考えてみて。もし誰かに自分が嫌がることをされたらどうする? 同じことをやり返そうと思う?
功哲君▶自分がやってほしくないことは、やらない。
富代さん▶同じことをやり返したら相手はさらにエスカレートするかもしれないね。
功哲君▶嫌がることをすればするほど、自分の話を聞いてもらえなくなるのかな。
富代さん▶話し合って理解し合えたら良い解決法が見つかるかもしれないね。
次の記事:島袋さんちのNIE(27)読み聞かせ/窃盗容疑で逮捕 ワンが決め手