沖縄は金属がさびやすい
赤瓦の色に使われてるよ
志真志小3年の幸地功哲君(9)と、母親の富代さん(41)はスクラップブックにそれぞれの意見を書き込んでいます。まるで交換日記のようですね。
科学の不思議にワクワク
■2011年12月19日付市町村面 【うるま】子どもたちに科学の不思議さやおもしろさに触れてもらおうと「こども塾~工業と技術をカガクしよう~」(事務局・沖縄こども未来ゾーン運営財団が10、11の両日、市州崎の県工業技術センターで開かれた。実験ショーや工作教室、科学セミナーなどが実施され、子どもたちは科学のおもしろさを満喫した。
功哲君▶こないだ行った科学セミナーの記事、友達が写真に写ってるよ。
富代さん▶本当? あ~その日、その子と会ったね。どんな内容だったっけ?
功哲君▶「さびるのひみつ」だよ。実際に金属がさびるか実験した。
富代さん▶三つの条件で金属がさびやすくなるっていってたね。
功哲君▶空気と…あと塩と水!
富代さん▶金属の板に塩水を吹き付けたら、いつの間にか色が変わってたね。
功哲君▶(沖縄は)海が近いから、海水がかかりやすくて、さびやすいんだよね。
富代さん▶首里城の赤瓦はベンガラ色っていわれているけど、その赤褐色もさびを利用して付けられているんだってね。面白かったね~。
功哲君▶FC琉球のチームカラーもそのベンガラ色だったんだね。びっくり!
関連記事がありません
前の記事:島袋さんちのNIE(9)読み聞かせ /ランナー連携 命救う次の記事:島袋さんちのNIE(11)読み聞かせ/今年の漢字は絆