元3度目なぜなかった?
攻めづらかったからかも
毎朝の新聞読み聞かせに取り組むと島袋久仁人さん(48)と敦也君(13)親子。この日は元寇の話題で盛り上がって…
甦る元寇船 竜骨くっきり
■2011年10月25日付1・27面
鎌倉時代に来襲した元寇の沈没船とみられる船体が長崎県松浦市の鷹島沖で見つかったと、調査した琉球大の池田栄史教授(考古学)が24日、長崎市で記者会見し、正式に発表した。
久仁人さん▶鎌倉時代に元という国が攻めてきたこと知ってる?
敦也君▶知ってるよ。2度攻めてきて2度とも暴風にやられて日本は助かったやつ。堤防を作って…。
久仁人さん▶石塁だね。
敦也君▶元軍は火薬を使ってたから、上陸されたら大変だった。でも、元軍の航海術は大したことなかったのかなぁ。暴風をさけて来ることはできたと思うんだけど。
久仁人さん▶すごい! 学校で習ったの?
敦也君▶小6の社会でね。
久仁人さん▶なぜ3度目の来襲をしなかったのかな?
敦也君▶海を渡らなければならないし島が多いし攻めづらかったんじゃないかなぁ。
久仁人さん▶暴風にやられたなんて元の人には信じられなかったはず。すごい武器をもっているとか、暴風をあやつれる、とか思ったかも。
敦也君▶船が引き揚げられて、復元されたらすごいね。
次の記事:呉屋さんちのNIE(4)スクラップ/沖縄おもしろ博物学『マボロシの虫』