上阪さんちのNIE(95)全国へ届け「新基地はいや」

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基地は地域の議論が大事

遊園地に替え楽しく仕事

 米軍普天間飛行場をめぐる問題が揺れています。上阪雅英さん(45)と、きらりさん(12)は、基地に頼らないまちづくりを模索しています。

全国へ届け「新基地はいや」

■2014年2月2日ワラビー8面
 昨年末、仲井真弘多知事が「米軍普天間飛行場を県外へ」という約束を破り、名護市辺野古に新しい基地を造ることを事実上、認めました。しかし1月にあった名護市長選挙では、移設に反対する稲嶺進さんが大差で当選し、「基地はごめんだ」という住民の意思が示されました。一方で政府は、移設を強行しようとしています。

 

 

雅英さん▶中学生の音楽劇を見に行って、すごく感動したよ。うちなーぐちを織り交ぜながら米軍基地の存在を考え、二度と戦争を起こさないという気持ちにさせてくれた。
きらりさん▶そういえばワラビーに基地のことが書いてあったよ。沖縄にはいろんな所に基地があるのに、まだいるの? 基地よりも公園とか遊園地を造ってほしいな。
雅英さん▶そうだよね。「地域のことは地域が決める」って書いてあるけど、そこに住んでいる人が、何が一番必要かを話し合って決めていくことが大事だね。
きらりさん▶じゃあ基地はいらない!
雅英さん▶でもね、基地がないと生活が成り立たない人もいるんだ。
きらりさん▶ディズニーランドみたいな遊園地を造れば、楽しい仕事がたくさんできるよ。職場体験が楽しみ!
雅英さん▶それはいい案だね。ディズニーランドのある所に戦争を仕掛けてくる国はないだろうしね。
きらりさん▶目指せ! 観光大国オキナワ!

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