第2回沖縄県新聞スクラップコンテストの優秀賞以上の展示会が23日、那覇市おもろまちの沖縄タイムス社1階ギャラリーで始まりました。2600点あまりの中から選ばれた66点を展示しています。12月2日まで。
初日は受賞したお子さんの家族を中心に参観者がありました。学校を通じた応募では受賞の知らせで初めてスクラップをつくったことを知った例もあったようで、我が子がこんなことを考えているとは思わなかったという声もありました。子どもの興味関心のありかが分かるのもスクラップの効果の一つなのだと気づきました。
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スクラップコンテスト展示会23日から
銘苅さんら県知事賞 新聞スクラップコンテスト審査
スクラップコンテスト1次審査開始
第2回沖縄県新聞スクラップコンテストの一次審査を始めました。応募点数は1月の第1回より約600点多い2600点余りになりました。ありがとうございました。優秀賞以上の審査結果はこちら。
正直なところ審査は難しいです。新聞を通して学ぶ様子が形になったものに優劣をつけることができるのか?という根っこの自問も湧いてきますが、子どもたちが発見した内容がうまく表現できているかを目安にしています。毎日記事を選ぶことを自分に課した子、親子でコメントを交換した家庭、宿題に出されて懸命に全うした子などなど。すべての子どもたちと、一緒に取り組んでくださった父母、祖父母の方々に「新聞を切り抜いてくれて、読んで考えてくれて、ありがとう」と、この場を借りて言わせていただきます。
最終審査は21日。翌22日紙面で表彰式参加対象となる受賞者を掲載します。全入賞者は後日掲載。表彰式は12月1日(土)午前10時半、那覇市おもろまちの那覇市厚生会館(市水道局の隣の棟)3階ホールです。(読者局・安里)
好きな写真プレゼントに うるま市中原幼稚園でスクラップ教室
うるま市立中原幼稚園(安里禮子園長)で10月31日、園児と保護者が一緒に作品をつくる新聞スクラップ教室があった。約100人の園児が好きな写真を切り抜いて台紙に貼り、絵などを書き添えて父母や祖父母へのプレゼントにした。
幸地諒真くん(6)はハロウィーンが題材の漫画「エイトマン」のそばにカボチャの絵を書き添えた。家の近くに生えているオジギソウについての図解記事や「お父さんが好きだから」と、闘牛の写真も貼り付けた。
野球でそろえる子、人物写真を並べる子など関心の向く先はさまざま。新聞風に題字を書いて、切り抜いた見出しと写真を配置する子もいた。
この日は参観日で、隣接する中原小学校で11月3日に行われる県NIE実践フォーラムの関連行事として開催。写真選びの過程で記事の内容を親が説明する場面も見られた。
沖縄タイムス社読者局の安里努NIE担当が進行。写真を選んだ理由などで家族の話題の材料にできると伝えた。
スクラップコンテスト応募ありがとうございました
子が興味持ちそうな記事で 親子スクラップ 幸地さん伝授
新聞スクラップに親子で取り組んでもらおうと13日、うるま市立中原小学校で出前講座が開かれた。本紙の子ども新聞ワラビーの連載「幸地さんちのNIE」を執筆している幸地富代さん(42)=宜野湾市=が「子どもが興味を持ちそうな記事を紹介してあげて、楽しみながら取り組んで」と保護者にアドバイスした。
幸地さんと息子の功哲君(10)は毎日、それぞれが選んだ記事を貼り付けて、スクラップノートを作成。息子が選んだ部分に幸地さんがコメントを書き込むなど交換日記のようなやりとりを続けている。
幸地さんは「スポーツや動物に始まり、今のテーマは『環境』。子どもの興味の幅がどんどん広がっている」と話した。数十冊にも上るスクラップノートを夫と息子と一緒に読み返すこともあり、家族のコミュニケーションを深める道具として活用していることも紹介した。
3年生の息子を持つ銘苅鈴子さんは「子どもに読みなさいという前に、こちらが見出しを読んであげたり、記事を読み聞かせたりすればいいのかな。いいきっかけをもらった」と笑顔で話した。
中原小は11月3日、NIEフォーラムを開き、新聞を使った公開授業やワークショップを行う。