第3回沖縄県新聞スクラップコンテストの地域作品展示会が2月3日から読谷村、宜野湾市でそれぞれ開かれます。コンテストで入賞した作品を中心に展示します。ともに入場は無料です。
【読谷村】
2月3日(月)~10日(月) 読谷村役場1階ロビー
※村内の入賞作を中心に展示するほか、古堅中学校のNIE活動紹介があります。
【宜野湾市】
2月3日(月)~7日(金) 宜野湾市老人福祉センター(赤道児童センターとなり)
2月9日(日)午後 宜野湾市民会館(ご入学おめでとう大会と同時開催)
第3回沖縄県新聞スクラップコンテストの地域作品展示会が2月3日から読谷村、宜野湾市でそれぞれ開かれます。コンテストで入賞した作品を中心に展示します。ともに入場は無料です。
【読谷村】
2月3日(月)~10日(月) 読谷村役場1階ロビー
※村内の入賞作を中心に展示するほか、古堅中学校のNIE活動紹介があります。
【宜野湾市】
2月3日(月)~7日(金) 宜野湾市老人福祉センター(赤道児童センターとなり)
2月9日(日)午後 宜野湾市民会館(ご入学おめでとう大会と同時開催)
第4回おきなわNIEセミナー(主催・県NIE推進協議会)が18日、那覇市の琉球新報社であり、伊平屋村立伊平屋小学校(堀越泉校長)6年生18人が公開授業で、友達の選んだ記事にコメントを寄せる「新聞ツイッター」を披露した。「今の世の中で大切だと思うことは?」「記事を同じジャンルでまとめてみようよ」。それぞれが選んだ記事について、活発に意見を交わした。児童が、積極的に発言する姿は、新聞を通じて考える力や表現力がついたことを示した。
新聞ツイッターは、グループごとに切り抜き新聞を作り、それに他のグループが感想や意見を書いた付箋を貼り付ける。
「世の中の出来事に関心を持とう」がテーマ。各自が切り抜いた記事はアフリカの難民支援や成人式の話題、海自輸送艦と釣り船の衝突など広範囲にわたる。どの記事を一番目立たせるかなどをグループで話し合い切り抜き新聞を仕上げた。
出来上がった他のグループの切り抜き新聞を見て回った児童は、興味を持った記事にコメントを書いた付箋を貼り付けた。15分ほどで200~300字を書き上げる児童が何人もいた。
最後の意見発表では、名護市辺野古への基地移設が争点になった名護市長選を取り上げ「この選挙は沖縄を左右する重要な問題」、新成人が逮捕されたニュースに「大人としての責任感を持ってほしい」などの指摘があった。
上江洲清龍君(12)は「いつも通り、みんなと活発な意見交換ができて楽しかった。友達の選んだ記事に積極的に質問できた。4月から取り組みを始めて、ニュースが分かるようになってきた。新聞を通して世の中のことを知り、将来に役立てたい」と語った。
公開授業を参観した宜野湾小の比嘉一貴教諭(26)は「教師が大枠だけ決めれば、子どもたちが次に何をするのか自主的に考えて行動していたので驚いた。発言内容も深く、意欲的に取り組んでいるのが印象的だ」と感心していた。
「相手の意見 知る機会に」 り抜き新聞 教員もワークショップで挑戦
セミナーに参加した教員も切り抜き新聞を作り、意見を付箋に書いて貼り付けた。気に入った記事を選び、和気あいあいと意見交換をしながら作品を仕上げた。「阪神大震災から19年」を1位に挙げたグループの作品には「忘れてはいけないとあらためて実感する」「東日本大震災もそうだが(これで)日本人の心が一つになった。基地問題でも日本人の心が一つになってほしい」などのコメントが寄せられた。
名護市立真喜屋小の當銘直美教諭は「3年生くらいだと、自分の意見を言うだけで満足しがち。これなら相手の意見を知る機会になりそう」と手応えを感じた様子だった。
恩納村立喜瀬武原中の新垣和哉教諭は「自分が選んだ記事にコメントが付くとうれしい。子どもの気持ちが分かる気がする」と笑った。
回を重ね 考える力アップ 朝・休み時間活用 「中・高の土台に」
伊平屋小は、NIEアドバイザーで6年生の担任の佐久間洋教諭を中心に全校で新聞を活用している。毎週木曜日の朝のNIEタイムでは記事の読み聞かせ、気に入った記事を紹介する1分間スピーチ、仲間の選んだ記事にコメントする新聞ツイッターなどをしている。
佐久間教諭はセミナーで「まず教員が記事の内容を紹介してやると、子どもが(ニュースに)興味を示すようになる」と、朝の時間や休み時間などを使えば授業の進度を気にせず気軽に取り組めることを強調した。
6年生は初め、ツイッターのコメントを一言、二言しか書けなかったが、回を重ねるうちに15分で200~400字を書けるほど力をつけた。3年担任の馬場弘光教諭は、切り抜いた記事をA2サイズの紙に貼って読み聞かせ、コメントを貼り付けさせている。「的を射たコメントが増えてきた。考える力がついてきている」と笑顔で話した。
堀越泉校長は「恥ずかしがり屋で自分の意見を表現できない子が多かったが、NIEを通じて話す力や書く力が付いてきた。中学、高校への土台ができてきた」と成果を実感している。
米軍普天間飛行場の移設をめぐり、県議会が仲井真弘多知事に辞任要求を突きつけました。上阪家は今後の行方を気に掛けています。
■2014年1月11日総合1面
県議会は臨時会最終日の10日の本会議で、仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場移設をめぐる名護市辺野古の埋め立てを承認したことは県外移設の公約に違反するとして抗議し、辞任を求める決議を賛成多数(賛成24、反対21)で可決した。県議会で知事に辞任を要求する決議が可決されたのは初めて。
あゆみさん▶今晩何食べたい?
主税君▶おすしがいいな。
雅英さん▶いいね。サーモンが食べたい。
あゆみさん▶よし、ステーキにしよう。決定。
主税君▶多数決でおすしなのに、それじゃ民主主義じゃないよ。
雅英さん▶仲井真知事も辺野古の埋め立てを強引に承認したので、知事を辞めないといけないかもね。
主税君▶どういうこと?
雅英さん▶知事は普天間飛行場を県外に移設すると言っていたのに、辺野古への移設を認めてしまったから、みんな怒って辞めろと言ってるんだよ。
主税君▶知事が辞めたら辺野古移設は白紙に戻るの?
雅英さん▶戻らないよ。でも、日本は民主主義の国なので、移設に反対する人が多ければ白紙になる可能性は少しはあるね。
主税君▶晩ご飯ぐらいなら我慢できるけど、自然が壊されるのは食い止めてほしいな。
第4回おきなわNIEセミナーが18日、那覇市の琉球新報社で開かれ、伊平屋村立伊平屋小学校6年の児童18人が公開授業を行った。興味のある記事を切り抜き、グループ内で発表して順位をつけ、その記事に各自がコメントする「新聞ツイッター」の取り組みでは、国際問題や地域の話題など、幅広いジャンルの記事が取り上げられた。
どの記事を選んだかを発表する場面では、県内の新成人が逮捕された記事について「大人は、子どもの憧れであり、目標。大人としての責任感を持ってほしい」という意見が出た。
公開授業に参加した野甫愛美さん(12)は「大人が多くてびっくりしたけど、取り組みを見てもらうことで自信がついた。新聞を読むことは社会に出たときに重要になってくる。自分のためにこれからも続けていきたい」と語った。
ごちそういっぱいのお正月に、5年以上“絶食”している生き物のニュースがありました。幸地富代さん(43)、功哲君(11)親子は興味津々です。
■2014年1月4日情報26面
長期間、餌を食べていないことで話題となっている三重県鳥羽市・鳥羽水族館の深海生物「ダイオウグソクムシ」が2日、“絶食”してから6年目に入った。この日、同水族館が餌をやる様子を報道陣に公開したが、餌は食べないままだった。
富代さん▶新年早々、おもしろーい! これ見てよ。
功哲君▶ダンゴムシみたい。
富代さん▶正月太りしている私は見習うしかない! 絶食だ。
功哲君▶6年も絶食って…本当? 隠れて食べてるんじゃないの?
富代さん▶マグロやホタテに目がないうちの「愚息」にはできないことだね~。
功哲君▶グソクって辞書で調べてみたら二つある。「具足」と「愚息」。なんだと~!
富代さん▶どっちが自分のことか分かったか~。一つ賢くなったね。功哲君▶「具足」は“よろい”っていう意味か~。グソクムシの名前の意味も分かったから、二つ賢くなってるよ。
富代さん▶どうして何も食べずに生きていられるのか、分かったらもっといばっていいよ。
功哲君▶お母さん、1日でも絶食できたらいばっていいよ。
2014年が始まりました。上阪あゆみさん(37)、主税君(14)、きらりさん(12)は、昨年の世相を表す1字を振り返り、ことしを展望しました。
■2013年12月13日社会31面
2013年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「輪」に決まり、日本漢字能力検定協会が12月12日、京都市の清水寺で発表した。協会によると、応募総数は17万290票で、トップの「輪」は9518票。森清範貫主が「清水の舞台」で、縦1・5メートル、横1・3メートルの越前和紙に特大の筆で揮毫(きごう)した。
あゆみさん▶昨年1年を振り返る1字はなんだったか覚えている?
きらりさん 主税君▶「輪」。
あゆみさん▶正解! 何といってもオリンピック開催決定が決め手だったね。
きらりさん▶漢字は誰が決めているの?
あゆみさん▶全国からの公募で一番多かった漢字が選ばれるんだよ。1字で表すからこそ、夢や希望がつまった漢字がうれしいね。さあ、ことしはどんな年になると思う?
主税君▶消費税が上がるから「増」かも。
きらりさん▶小学生にとっては公衆電話の料金も「増」だからとっても困るの。
あゆみさん▶ほかに増えるものはなんだと思う?
きらりさん 主税君▶国の借金。
あゆみさん▶消費税が上がっても赤字の穴埋めに消えて、借金は減らないかもね。よし、暗い話題はおしまい。明るい未来を考えよう。増えてうれしいものは?
きらりさん 主税君▶お年玉!