10月9日、第6回沖縄県NIE実践フォーラム(11月3日)で公開授業をするうるま市立中原小学校で授業の内容を詰める検討会がありました。NIEアドバイザーの甲斐崇教諭(浜川小学校)が学年ごとの指導案の中身を聞き、助言していきました。
中原小学校は指定を受けて初年度。安里禮子校長のリーダーシップのもと、先生方が前向きに授業作りに取り組んでいるのが印象的でした。
特別支援学級を含む全クラスで授業参観を兼ねた公開授業が開かれます。フォーラムの詳細はこちら。
月別アーカイブ: 2012年10月
島袋さんちのNIE(43)読み聞かせ/いじめ7万5000件超
いじめの件数増えてるね
ねたみや攻撃してはダメ
いじめ問題について話し合う島袋敦也くん(14)と父親の久仁人さん。いじめを防ぐためには、どうしたらいいのでしょうか。
いじめ7万5000件超
■2012年2日29面 大津市の中2自殺問題を受けた文部科学省のいじめ緊急調査で、4月から9月までに国公私立の小中高校などが把握したいじめの件数が7万5千件を超え、昨年度1年間の7万231件を半年で上回ったことが1日、分かった。うち、生命や身体が脅かされる恐れがあるなどの重大なケースが約250件に上るという。
久仁人さん▶全国の小中高で把握したいじめの件数が7万5千で昨年1年間の件数を上回ったそうだ。
敦也君▶すごいな。それだけいじめが増えたということかな。
久仁人さん▶記事には子どもが以前より学校で積極的にいじめ被害を相談するようになっているとある。
敦也君▶大きな社会問題になってるから、相談しやすくなったということ? これも何かおかしいよね。
久仁人さん▶敦也の学校では、いじめはあるの?
敦也君▶うちの中学校では、聞かないよ。
久仁人さん▶へぇー。どこでもあるかと思ったから。
敦也君▶お父さん、一番悪いのは、人をねたんだり、攻撃することだよね。
久仁人さん▶もっともだね。携帯メールやネットでも絶対にこういうことはしないように。
敦也君▶うん。
久辺小6年生の新聞が届きました
先日授業に記者を呼んでいただいた名護市立久辺小学校から「新聞ができました」と連絡がありました。
授業では新聞の見出しの役割として(1)内容が短い言葉で伝わるようにまとめる(2)文字の大きさでニュースの大きさを表す--という点を伝えました。
6年生がつくった新聞は校内の平和学習で聞いた講演や、キャリア教育の一環として行った企業見学などが題材。一人が見出し、本文、写真で1セットにした記事をまとめ、5人ほどで合体させてグループごとの新聞にしました。
学習の成果を新聞にするという取り組みを前にして、読者に伝えるという新聞の原点に立ち返って身が引き締まる思いでした。