「見出しに多くの情報」兼松さんNIE指導  県立教育センターで

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 新聞を使った授業作りの実践講座が8月3日、沖縄市与儀の県立総合教育センターで開かれた=写真。NIE公認アドバイザーで大里中教諭の兼松力さんが中高校の社会科教師24人を対象に新聞の読み方や使い方をアドバイスした。夏期短期研修講座の一環で、新聞を教育に活用する「NIE」活動を紹介する目的。
 兼松さんは新聞の利点として、紙面を開くことで多くのニュースに触れられる点や、容易に切り貼りできることなどを強調。「見出しを読むだけでも多くの情報に触れることができる。まず、新聞メディアを授業にどう取り込むかを考えてはどうか」と提案した。
 教師らはグループに分かれて記事を選び、バラバラになった三つの記事を再構築して紙に貼る作業に取り組んだ。
 余白を活用するなどの工夫をこらした美里工業高校の岸本拓馬教諭(27)は「実践方法は初めて知ることが多かったが、楽しんで取り組むことができた」と感想を話した。

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