ふだんから新聞スクラップに取り組んでいる瀬長あおいさん(豊見城市立上田小学校4年生)の取り組みを紹介します。
あおいさんがスクラップを始めたきっかけは、2年前、2年生のときに参加したスクラップ教室でした。それまでも、お父さんが家で新聞を読む姿を見て、お父さんの次に新聞をめくっていたあおいさん。「ワラビーくいず」の答えを探して、紙面をめくるのが日課でした。
新聞を切り貼りして感想を書くスクラップ教室での体験が面白かったようで、家でも動物の写真を切り取って台紙に貼り、周りに絵を書くようになりました。
お母さんのさやかさん(38歳)との約束で、記事一つで1ポイントなどとポイント制にして、たまったらお菓子を買うなど続ける動機づけも持たせました。
2012年1月に募集があった第1回新聞スクラップコンテストに動物の記事をルーズリーフにまとめて応募し、優良賞を獲得しました。あおいさんは「ことしはもっと上の賞を取りたい」と張り切っています。
さやかさんは「初めは動物など好きなものだけ切り抜いていたけれど、だんだん視野が広がってきています」と話します。バレーボールを始めたこともあり、ロンドンオリンピックにも興味津々。サッカーで韓国の選手が竹島の領有権をアピールしたことから、ほかの国のことにも関心が向いているとか。身近なところから社会への関心を広げている様子が分かります。
【サイトオリジナル記事】
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