新聞通し報道を考える 沖大で沖縄タイムス寄付講座

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 沖縄タイムスの寄付講座「ジャーナリズム論」が25日、那覇市の沖縄大学で始まった。新聞の読み方やしくみを、社会部の具志堅学記者がワークショップを交えて、見出しとリード文で記事の大意を知ることができることなどを伝えた。

本紙記者の助言で切り抜き新聞をつくる学生ら=那覇市の沖縄大学

 ワークショップでは印象に残った記事を選び、切り抜き新聞を作った。「喜」をテーマに集めた記事はスポーツや長寿の話題など、さまざま。参加者は意見交換しながら一枚に仕上げた。
 1年の平良龍一さんは「将来はマスコミへ就職したい。大学入試の時、基地問題について新聞を使い勉強した。新聞の読み方を学んであらためて興味を持った」と話した。
 寄付講座は、昨年同大学地域研究所が沖縄タイムス賞を受賞したのがきっかけ。週に1回、来年2月まで。今後は論説委員や現職記者、OBらが講師を務める。

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