第3回県新聞スクラップコンテスト(主催・沖縄タイムス社)の表彰式が21日、那覇市久茂地のタイムスホールであり、県知事賞、県教育長賞、沖縄タイムス社賞の受賞者36人に賞状と記念品が贈られた。
「ノート部門」「切り抜き新聞部門」「新聞感想文部門」に、県内の小中高校生から計2402点の応募があった。審査員を務めた山内彰県NIE推進協議会会長は「読み応えのある作品ばかり。新聞は『今日』を伝える人生のテキスト。これからも新聞を読み続けてほしい」と語った。
ノート部門と切り抜き新聞部門で県知事賞を姉妹で受賞した牧野なつみさん(11)(宇栄原小5年)ともかさん(10)(宇栄原小4年)。なつみさんは「毎朝、誰が先に新聞を読むかじゃんけんする。切り抜きたい記事が重なったら話し合う。来年は感想文部門に挑戦したい」と語り、妹のともかさんは「次は沖縄の生き物に焦点を当て、ノート部門にチャレンジしたい」と意気込んだ。
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