新聞を教育に活用するNIEの出前授業が11日、うるま市立田場小学校(新里美成校長)であり、沖縄タイムスの記者4人が5年生147人に、切り抜き新聞の作り方を指導した。「かっこいい」「びっくり」など各グループでテーマを決め、話し合いながら作品を仕上げた。
一人一人がテーマに沿って記事を選び切り抜いた。
持ち寄った記事の中でどれがトップにふさわしいかなどを相談しながら新聞大の紙に記事を貼り付け、それぞれの記事にコメントを書き込んだ。
「かっこいい」や「すごい」をテーマにしたいくつかのグループは、5日に亡くなったネルソン・マンデラ氏の話題を選んだ。
1組のデイリー仁那(にいな)さん(11)は「いろんな人に読んでもらえるよう、いろいろ工夫して新聞を作っていることが分かってよかった」と話した。
4組で講師を務めた整理部の玉寄興也記者は、見出しが記事の要点を表し、リードが記事を要約したものであることなどを説明し「見出しやリードを頼りに新聞を読んでいけばいい」と助言した。
次の記事:光る切り抜き 36人に賞状 県新聞スクラップコンテスト