新聞の活用例 教員らが紹介 NIE実践報告会

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 2013年度県NIE実践報告会(主催・県NIE推進協議会)が4日、那覇市久茂地のタイムスホールで開かれ=写真、日本新聞協会指定実践校9校と県指定校3校が、新聞の活用事例を発表した。(7日付教育面で詳報)

各校の取り組みに耳を傾ける教諭ら=4日、那覇市久茂地・タイムスホール

 全学年で授業などに新聞を取り入れている沖縄市立コザ小学校は、記事を基に話し合いをしたり、4こま漫画のせりふを考えたりと、無理なく継続できる実践をしている-と紹介。神山英教諭は「新聞は学び合いに適切な教材。子どもたちにさまざまな見方、考え方が広がっている」と手応えを語った。
 石垣市立伊野田小学校は、児童だけでなく、地域の人も自由に新聞を閲覧できるコーナーを設けている。授業参観日にはNIEの授業を実践。保護者の関心も高まってきた-という。
 石田美喜子教諭は新聞に親しむ環境を整えたことで、これから読み書きを学ぶ幼稚園児も新聞を見ることがあるとし、「子どもたちは興味のある情報や必要な情報を探すことができるようになった」と話した。

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