好きな記事選び各自の視点比較 喜瀬武原小中で授業

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 NIE実践指定校の恩納村立喜瀬武原小中学校(西野朗校長)は3日、新聞から好きな記事を選ぶ授業を始めた。小学5年生から中学3年生までの26人が学年を交ぜて7グループに分かれ、上級生と下級生が話し合いながら記事を選んでいった。

小学生と中学生が一緒に好きな記事を選んだ授業=3日、恩納村立喜瀬武原小中学校

 県警が登下校の見守り活動を始めた記事を選んだ與儀美羽さん(中学3年)は「小学生を狙った事件がいろんな所で起きているので、この活動が広がってほしいと思った。新聞は(国際面に)外国の記事が集まっているので比較して読めた」と話した。比嘉一人君(小学5年)は「新聞には見出しがたくさんあって、読みやすいと思った」と感想を述べた。選んだ記事は4日、画用紙に貼り付け、要約や感想を書き添えてグループ作品を完成させる。
 新垣和哉教諭は「記事を選ぶ視点がそれぞれで違うのが子どもたちにも分かったと思う。いろいろな種類の記事が載っている新聞の特徴に気付けた」と手応えを語った。

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