鬼ごっこは良い運動ね
そういえば家にも鬼が
運動能力を養うのに、鬼ごっこがいいそうです。幸地富代さん(44)、功哲君(12)は、遊びについて盛り上がりました。
子どもの運動 常識? 非常識?(第5回)
■2014年10月12日付教育27面
わたしが子ども時代の運動としてすすめるのは、鬼ごっこです。難しいルールは一切なく、ひたすら逃げるだけ。でも、これこそが、子ども時代に養っておきたい運動能力の宝庫なのです。
功哲君▶運動会、晴れるかな。
富代さん▶小学校最後の運動会、おばあちゃんも楽しみにしてるからね! 練習、毎日やってる?
功哲君▶大太鼓を持つ腕がパンパン!! でも最近ちょっと慣れた。懸垂して、筋肉をつけてるから!
富代さん▶ちょっと。家の柱でやらないでよ、懸垂! 外で遊んで来て。ほら鬼ごっこが最高だって。
功哲君▶鬼ごっこ?! 友だちとやってるよ。学校の廊下でやったら注意されるけど。
富代さん▶そりゃ当然だ…。
功哲君▶サッカースクールの大学生の先生と時々、練習前にしっぽ取りをしてる。
富代さん▶ズボンにタオルを入れて取り合う、鬼ごっこみたいなゲームだね。先生たちも本気で相手にしてくれて、単純だけど発散できて勝負もできて最高!! 年下の人への思いやりも生まれるね。
功哲君▶そういえば、家でも鬼に追いかけられるけど。
富代さん▶渡る世間は鬼ばかり? 渡る世間に鬼はなし、のはずだけど。