幸地さんちのNIE (58)スクラップ/王妃の素顔と美の世界

軍艦のカツラ かぶりたい

何百年たっても美しいね

 フランス国王妃マリー・アントワネット展がスタート。幸地富代さん(42)、功哲君(10)親子は、きらびやかなファッションに興味津々です。

王妃の素顔と美の世界

■2013年2月9日付1面

 フランス革命期、波乱の生涯を送った王妃の素顔と美の世界を伝えるマリー・アントワネット物語展が8日、那覇市の県立博物館・美術館で始まった。アントワネットが使った時計や扇などの装飾品、復元されたドレスをはじめ、約120点を展示。名門貴族の家宝など貴重な史料も多く、ヴェルサイユ宮殿の華やかな生活を再現する。

 

功哲君▶マリー・アントワネット展だ!
富代さん▶きれいだね。何百年たっても美しいものは美しい! 「ベルサイユのばら」大好きな漫画だ。
功哲君▶ねぇ「盛り髪」って盛り上がってる髪のこと?
富代さん▶そうそう、今はやってる。成人式でもそのヘアスタイル多かったよ。
功哲君▶「軍艦の模型」を頭に載せるなんて、重そう~。美しく見せるため?
富代さん▶流行があるかもしれないけど、その当時は力のある人しかできない特別な髪形だったのかな。
功哲君▶このカツラ、かぶることができるんだって! かぶってみたいな。
富代さん▶しかし今も昔も、子どもって何でも試したがるね。
功哲君▶子どもだけじゃない! 四こま漫画のおばあ(おばあタイムス)も、カンプー姿! 盛り髪してるさ。

エイサー記事にくぎ付け 新聞スクラップコンテスト沖縄市作品展

 第2回県新聞スクラップコンテストの沖縄市作品展示会(主催・沖縄タイムス社、沖縄タイムス沖縄市北谷町販売店会)が16日、沖縄市美原のコープ美里で始まった。18日まで。
 コンテストには、気になる記事に意見や感想を書き込んだ切り抜き新聞やスクラップノートなど2672点の応募があり、360点が入賞した。会場にはその中から市内の小学生の入賞作品22点が展示されている。
 見学に訪れた美里小4年の知念穂暉君(10)は、各地のエイサーの写真を集めた「エイサーのけんきゅう」ノートに興味津々。「沖縄にはこんなにエイサーを踊る青年会があったんだ」と感想を話した。
 ペンギンが脱走した記事と感想文を眺めていた同小4年の新垣健貴君(10)は「1年生が切り抜きしてるのはすごい。普段は4こま漫画をちょっと読むくらいだけど、次は僕もやってみたい」と語った。

スクラップコンテスト沖縄市展示会スタート

 第2回沖縄県新聞スクラップコンテストの沖縄市作品展が16日、コープ美里で始まりました。ノート、切り抜き、感想文の3部門で入賞した22点を展示しています。18日まで展示します。
 中でも特徴があるのは、越来小学校2年生の作品です。3枚つづりで構成され、うち1枚に新聞記事や写真を貼り付けてあります。内容は記事を読み解いたものあり、写真の主人公になりきって書いた物語ありで、ふつうの感想文とはひと味違います。
 祖父母世代の方が買い物の途中で足を止めて見ていただいたり、同年代の子がページをめくっている姿が見られました。買い物がてらお越しください。

教師向けNIEメーリングリストができました

教師向けNIEメーリングリストのご案内

沖縄県NIE推進協議会

 NIEの実践者と新聞社で構成する沖縄県NIE推進協議会では、NIEに関して沖縄県内教員同士の交流を進めるため、メーリングリストをつくりました。推進協議会の活動や新聞社のイベントなどの情報をお伝えするほか、新聞の利用方法や教材化のノウハウなど教員同士の情報交換にも気軽に利用できます。ぜひご参加ください。
 発足当初の参加者は山内彰推進協会長、NIEアドバイザーの4教諭、地元2社の担当者です。
 参加希望の方は氏名、学校名を記入の上、こちらのフォームからご連絡ください。問い合わせもお気軽にお寄せください。

<メーリングリストでの情報提供の例>
・NIE紙面の週間予定
・新聞豆知識 見出しの種類

教師向けメーリングリストで発信されたメールの例

島袋さんちのNIE (57)読み聞かせ/川内、大会新で優勝

監督もいないのに優勝?

気持ち強い努力の人だよ

 市民ランナー川内優輝が大会新で優勝! 島袋敦也君(14)、久仁人さん(49)親子は、その努力に感心しきりです。

川内、大会新で優勝

■2013年2月4日付スポーツ面 8月の世界選手権(モスクワ)の代表選考会を兼ねた別府大分毎日マラソンは3日、大分市高崎山うみたまご前から大分市営陸上競技場までのコースで行われ、公務員ランナーの川内優輝(埼玉県庁)が2時間8分15秒の大会新記録で優勝した。終盤まで川内とトップを争ったロンドン五輪6位の中本健太郎(安川電機)が20秒差の2位。ともに自己記録を更新した川内と中本は、世界選手権代表の有力候補となった。

久仁人さん▶敦也、今年の別大マラソンで川内優輝が優勝したんだよ。
敦也君▶お父さん、テレビでずっと見てたよねー。
久仁人さん▶素晴らしいレースで、本当に感動した。
敦也君▶見出しの「進化続ける市民ランナー」はどういうこと?
久仁人さん▶実業団に所属するプロ選手がいる中、川内選手は公務員だから、自分で費用も出さなくちゃいけない。練習方法も食事もサポートを受けることなく、記録を伸ばしているところが進化しているということだよ。
敦也君▶4年前の成績が20位で、今回は大会新記録で優勝か。本当にコーチとか監督いないの? 自己管理だけでできるものなのかなぁ。
久仁人さん▶気持ちがとても強い人であるのは間違いないね。楽しみだ。
敦也君▶そうだね!

17人全員 新聞載った! 伊平屋小6年 体験や意見投稿

 新聞を取り入れた授業に取り組んでいる伊平屋小学校6年生が投稿した17人全員の意見や主張が、1月までに沖縄タイムスなどに掲載された。

新聞投稿で、全員の意見などが掲載された伊平屋小学校6年生17人=同校

 昨年4月からNIEアドバイザーで同小6年生担任の佐久間洋教諭のもと、自由題材で作文用紙1枚程度に自分の意見などを書き、投稿してきた。児童らは自ら体験したことや、新聞などを通して知った世の中の事象に対する考えや意見を書いた。
 大見謝美夢さんは「新聞を使った授業のおかげで文章がたくさん書けるようになった。作文が新聞に載った時は、とてもうれしかった」と笑顔で話した。
 佐久間教諭は、新聞教育で世の中に対する関心が高まり、新聞を読む量が増加したことなどの効果を指摘。「男子と女子が自分の考えで意見するようになり、よく話をするようになった」と継続の大切さを伝えた。
 6年生は、自宅でも親子のコミュニケーションを図り、双方の考えを知る機会をつくることを目的に、気になった新聞記事を取り上げ、意見や考えなど思ったことをノートに書くなど、さまざまな場所で新聞を取り入れた学習を行っている。(國吉由美通信員)

幸地さんちのNIE (56)スクラップ/書き初め 筆はモップ

モップで大きな字 へぇ~

みんなで協力 大切なこと

 新年の決意をモップで書き表した高校生。幸地富代さん(42)、功哲君(10)親子は、いい刺激を受けたようです。

書き初め 筆はモップ

■2013年1月26日付教育面

 豊見城高校(與那嶺善道校長)で24日、恒例の新春書き初め・餅つき大会があり、1、2年生約300人が、縦1・7メートル横1・8メートルの大布に「夢」「闘」などの1文字を書き上げ、1年の目標を託した。生徒は部活ごとに分かれ、使用済みの掃除用モップを筆がわりにし、一画ずつ書き手を交代しながら筆を進めた。



功哲君▶こんな大きな字。「筆はモップ」って! へぇ~。
富代さん▶年明けの書き初めね。楽しそうに書いてるね。
功哲君▶なんていう字?
富代さん▶「馬」偏に「蚤」って書いてあるよ。どう読むかな~?
功哲君▶調べたよ。「さわがしい」って読むんだ。
富代さん▶女子ハンドボール部らしい字だ、アハハ。私もやってたから分かる。部員は元気いっぱい、うるさかったな。
功哲君▶自分なら「手」って書くな! 僕たち4年生の学芸会のテーマだよ。手は頭と同じ、大切なものって伝える話だよ。
富代さん▶みんなで一つのものを作る学芸会。協力し合うチームワークが大切だね。
功哲君▶ハンドパワーで頑張るぞ!