呉屋さんちのNIE(8)スクラップ/インフル県内流行の兆し

インフルきつかったよ~

うがい・手洗い忘れずに

今年も流行しそうなインフルエンザ。呉屋鈴夏さん(12)も苦しい思いをしたようです。母親の恵美さん(38)はうがい・手洗いを勧めています。

インフル県内流行の兆し

■2011年11月17日付社会面
 県健康増進課は16日、県内でインフルエンザが流行の兆しにあるとして、ワクチン接種など予防策を取るよう呼び掛けた。宜野湾市内の小学校1学級では、14日から3日間の学級閉鎖もあった。同課は今後、インフルエンザが本格流行する前の12月中旬ごろまでにワクチンを接種するよう促している。

鈴夏さん▶お母さん、新聞に、インフルエンザの事が載っているよ~。
恵美さん▶本当? 鈴夏もインフルエンザにかかってしまって、きつかったよね。
鈴夏さん▶うん。とってもきつかったよ~。今までで、一番大変だったな~。
恵美さん▶鈴夏のクラスは、インフルエンザで、休んでいる友達がいっぱいいたんだよね。
鈴夏さん▶うん。18人。インフルエンザで、休んでいたよ~。
恵美さん▶学級閉鎖してしまったよね。
鈴夏さん▶うん。インフルエンザが治って、学校へいったら、先生がインフルエンザで、休んでいたから、ビックリしたよ。
恵美さん▶みんなから、うつっちゃったのかな~? 外から帰ったら、うがい・手洗いは忘れないようにしようね!

[NIE・実践しんぶん活用](5)北中城小学校 甲斐崇先生 知らない言葉調べよう 新聞に慣れ親しむ 意味を読み解く力に

対象 小学校3年~
教科 国語・総合的な学習
指導時間 1時間

 

 

 

 

【ねらい】

「写真の人 何て言ってる?」「記事がバラバラ! 助けて」(11月1日付NIE特集)に続いて、新聞に慣れ親しむ取り組みです。「分からないことがあれば調べる」という習慣をつけると同時に、文脈から意味を推測して読み進める力をつけてもらいたいと思います。一人で新聞を読めるようになるきっかけづくりです。スクラップや意見発表などの実践へつなげます。

【ポイント】

あらかじめ台紙に新聞を貼り付けておきます。全員が同じ記事で学習するので印刷しておくと便利です。コメントを書き込む余白ができるよう30行程度の記事を選んでください。台紙には、新聞の名前、日付、ページ名を書き込ませてください。
ワラビーなどの子ども新聞を使えば低学年も活用できます。
記事の内容を把握させることが大事なので言葉の意味を調べさせることを優先しましょう。習っていない漢字の読み仮名を調べるのに時間がかかってしまうのなら、先生が教えてあげてもいいと思います。前もって読み仮名を書き込んでおくのも一つの方法です。
例に挙げた記事中の「NPO」「抱卵」「環境省」などのように、新聞記事には小学生用の辞典に取り上げられていない言葉が使われています。見出しの言葉遣いにも特色があります。子どもたちとやりとりをする中で意味を考えさせて、必要なら先生が教えてあげてください。

【実践を終えて】

子どもたちは「意味が分かるようになると新聞の内容がたくさん分かるようになった」「辞典や人の意見を聞いたら分かった」と感想を寄せています。

授業の手順

(1)台紙を生徒に配る

あらかじめ切り抜いた記事を貼った台紙を生徒に配る。

(2)記事を読ませる

5分間くらい記事を読ませる。意味が分からなかったり、読めなかったりする漢字や言葉を国語辞典や漢字辞典で調べさせる。

(3)意味を書き出す

余白に吹き出しをつけて、その中に調べた言葉の意味を書き込ませる。辞典にない言葉については、ヒントを与えながら全体で確認し、意味を書き込ませる。

(4)記事の内容を確認

全体に問い掛けて記事の内容を確認する。挙手させて発表させてもいい。最後に学んだことを台紙に書き込ませる。

島袋さんちのNIE(7)読み聞かせ/マンモス 復活の序章

マンモス復活するかもよ

母ゾウは育てきれるかな

島袋久仁人さん(48)がマンモスについての記事を読み聞かせました。敦也君(13)の問いかけには、生命についての深い意味が込められています。

マンモス 復活の序章

■2011年12月4日付6面
ロシア東シベリアのサハ共和国の永久凍土で今年8月、マンモスの大腿骨が見つかり、内部に保存状態の良い骨髄が確認された。約1万年前に絶滅したとされるマンモス復活を目指し、クローン技術を活用して研究を続けてきた日本の専門家は「復活の可能性が高まった」と期待を寄せている。

久仁人さん▶絶滅したマンモスが復活するかもよ。マンモスの細胞とゾウの細胞を掛け合わせるという…
敦也君▶ふーん、絶滅した動物を復活させる意味は何だろう?
久仁人さん▶うーん。それは何でだろうなー。遺伝子工学の発達が証明できて、それが、医療に役立つとかだと思うけど…。環境変化で絶滅した大昔の動物がいるだろ? それも次々と復活するかもね。
敦也君▶サーベルタイガーとか?
久仁人さん▶そうそう。映画「ジュラシック・パーク」では恐竜の血を吸った蚊の化石から復活させてたなぁ。
敦也君▶しかし、マンモスでもサーべルタイガーでも復活したら新しい動物になって生まれてきそうだよ。
久仁人さん▶えー!
敦也君▶生まれた子どもを母親のゾウはちゃんと育てきれるのかなあ?

 

呉屋さんちのNIE(6)スクラップ/おかえり美優さん

美優ちゃん帰ってきたよ

手術が成功して良かった

要美優さんが手術を終えて米国から帰ってきました。呉屋鈴夏さん(12)と母親の恵美さん(38)は自分のことのように喜んでいます。

おかえり美優さん

■2011年11月16日1・26・27面
 県民などの募金で渡米し、心臓移植手術を受けた浦添市立神森中学校2年の要美優さん(13)が15日午前、帰沖した。家族と共に那覇空港に到着。「おかえり」などと書かれた横断幕を手に支援団体のメンバーや同級生たちが涙顔で出迎える中、約8カ月ぶりの古里をゆっくりと踏みしめた。

 

恵美さん▶りんか、美優お姉ちゃんが手術して帰ってきたってよ。
鈴夏さん▶本当~? 手術が成功して良かった~。
恵美さん▶普天間第二小学校のみんなも美優お姉ちゃんを応援していたんだよね。
鈴夏さん▶うん。みんなで募金したり、鈴夏とお母さんで「ぶた鶴」折ったもんね~。絶対、成功するって思っていたよ!
恵美さん▶そうだね。鈴夏は募金箱を見つけるたびに、お小遣いから寄付してたね。一生懸命だったからうれしいね。
鈴夏さん▶沖縄の人がたくさん寄付したって聞いたよ。私も県民の一人として頑張(がんば)ったかいがあったって思った。
恵美さん▶人の心のあったかさが分かるね。
鈴夏さん▶美優お姉ちゃん、お帰りなさい! あまりムリは、しないでね!

[NIE・実践しんぶん活用](4)小禄南小学校 上原久仁子先生 習った漢字がいっぱい 漢字へ興味・関心高める 活字拾って熟語作る

 

対象 小学4年生
教科 国語
指導時間 1時間

【ねらい】

新聞は大人が読むものと思っている児童たちに、開いてみれば「習った漢字がたくさんあるんだ」ということを分かってもらいます。学習したことが、実社会で生きて使われていることを実感すれば、漢字を学ぶことへの大きな動機づけになると考えています。
切り抜いた活字を組み合わせて言葉を作る作業を通じて、熟語の定義を楽しみながら習得させます。

【ポイント】

気軽に読めて、切り抜きやすい「見出し」を対象にしました。
あらかじめ宿題を出し、新聞の見出しを一文字ごとに切り抜き、集めてきてもらいます。授業に先立って、朝の活動の時間などにグループで一つの台紙に切り抜いた文字を貼ってもらう作業を行えば予行演習になります。
授業で使った台紙を、もう一度利用して熟語を書き加えてもらう作業をさせたり、熟語を書き込んだ後で似た意味、反対の意味の熟語を探してもらうと学習効果を高めることができると思います。
漢字辞典・国語辞典を自由に使わせることで、日ごろから積極的に使うきっかけになるかもしれません。

【実践を終えて】

グループ内で協力して楽しく学習することで、熟語作りへの意欲が高まりました。

授業の手順

(1)台紙に漢字を貼る

見出しを一文字単位で切り取っておき、4、5人のグループで一つの台紙に貼り付けていく。

(2)熟語の定義を伝える

「熟語は二つ以上の漢字が結び付いてできた言葉」と伝え、熟語を作ろうと呼び掛ける。

(3)必要に応じ辞書を使う

熟語が思い浮かばなければ、漢字辞典で用法を調べさせる。漢字を組み合わせたら、国語辞典で正しいかどうか調べさせる。

(4)台紙に熟語を書き込む

正しい熟語ができあがったことを確認したら、ワークシートに書き込ませる。

(5)感想を書く・発表する

「振り返りカード」に感想を記入、発表させる。新聞を活用することで楽しく学習できたことを共有し、家庭でも同じように取り組むように勧める。

島袋さんちのNIE(5)読み聞かせ/TPP賛成38%反対36%

TPPの参加どう思う?

メリットはっきりしない

 TPP問題について話し合う島袋久仁人さん(48)、敦也君(13)親子。議論は7日、22日と日を空けて続いて…。

TPP賛成38%反対36%

■2011年11月7日付1面

 共同通信が5、6両日に実施した全国電話世論調査で、環太平洋連携協定(TPP)参加問題をめぐり「参加した方がよい」は38・7%、「参加しない方がよい」は36・1%と賛否(さんぴ)が拮抗していることが分かった。

久仁人さん▶敦也、話題になっているTPP問題だけど、交渉参加について、どう思う?
敦也君▶反対。今、日本が安定していないでしょ。
久仁人さん▶それは、震災の復興もまだなのにこの時期かという意味?
敦也君▶それもあるしー、アメリカとの関係でアメリカ寄りに動いていく気がする。メリット、デメリットもはっきりわからないし。


久仁人さん▶首相は、参加表明したけどメリットもデメリットもしっかり伝えていない。日本の製品が外国で売れなくなっても大変だし、国内で、農業を中心に影響を受けても大変。どうしたらいいんだろうなぁ。
敦也君▶どうせ同じ問題になるなら、交渉に参加して問題解決に向けてがんばった方がいいんじゃない。国は早く取り組まんと…。

 

呉屋さんちのNIE(4)スクラップ/沖縄おもしろ博物学『マボロシの虫』

オオテントウ 11ミリもある

ゲッチョ先生 会いたいね

 昆虫(こんちゅう)などの生き物が大好きな呉屋鈴夏さん(12)。スクラップ作りのテーマにも選びました。母親の恵美さん(38)も興味津々です。

沖縄おもしろ博物学『マボロシの虫』

■2011年10月23日付ワラビー
 ぼくがさがしているのは、日本で一番大きなテントウムシの、オオテントウなのです。オオテントウは、九州では見たことがあるのですが、沖縄では、まだ見たことがありません。

 

 

 

恵美さん▶鈴夏、ゲッチョ先生が載っているよ~。今回は「オオテントウ」だね。
鈴夏さん▶見せて~。見たことない虫やきれいな虫が出てくるからいつも楽しみにしてるんだ。
恵美さん▶日本で、一番大きなテントウムシなんだってよ。
鈴夏さん▶すご~い。11ミリもあるの? こんな大きいテントウムシもいたんだ。最近はテントウムシを見かけなくなったけどね。
恵美さん▶鈴夏は、このコーナーが大好きだね~。ゲッチョ先生が、学校に来てくれたらいいね。
鈴夏さん▶文章も絵も丁寧にかかれていて、すごく分かりやすいんだよ。虫をどうやってみつけているの? とかいろんな事をいっぱい聞いてみたいな~。
恵美さん▶ゲッチョ先生、これからも「おもしろ博物学」を楽しみにしていま~す。