島袋さんちのNIE(9)読み聞かせ /ランナー連携 命救う

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助かって本当に良かった

僕も人助けができたらな

人の命を救った連携プレーに島袋敦也君(13)は「人助けができる人になりたい」と話します。それを聞いた父の久仁人さん(48)は感心しきり。

ランナー連携 命救う

■2011年12月14日付ひと・まち面

4日のNAHAマラソンで、ランニング中に心肺停止に陥った男性の命を救った連携プレーがあった。NAHAマラソン協会は13日、救助者らに感謝状を贈った。


久仁人さん▶AED措置をしてくれた人がいた。あんなたくさんの人の中で大変だったはず。助かってよかった。
敦也君▶知ってるよ。今はどこの学校にもAEDがあると思う。緊急時に使えるようになってるよ。
久仁人さん▶えっ、生徒たちも使えるのか?
敦也君▶説明書ついているから…。でも、いざというとき落ち着いて使えるか不安だよ。命がかかっているから、まずは大人を呼ぶことかな。 久仁人さん▶そうだな。ランナーやボランティア約10人が、手をつなぎ患者を守り、押し寄せるランナーの安全を確保しながら救急車を待ったと書いてある。感動するなぁ。
敦也君▶中国では車にひかれた女の子を何人もの人が素通りした事件があった。日本人はすごいね。人の心が温かいよ。助けたい気持ちが強かったんだね。僕もとっさに人助けができるようになりたいな。

 
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