記事の感想 五七五に 真和志高校でワークショップ

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当日の新聞をめくり、気になる記事を探す生徒=真和志高校

 真和志高校の国語表現科目で新聞を使った授業が11日、行われた。同日付の新聞から気になる記事を選び、あらましと感想を言い合ったり、感じたことを五七五の定型で表現したりした。
 2年生と3年生の計20人余りが参加。沖縄タイムス読者局の安里努NIE担当が見出しなどの役割を説明してワークショップを進行し、2人の教諭がグループを回って指導する形で進めた。
 クリエイティブアーツコース3年の普天間美南さんは、連載「十五の春」の高校生アンケートの記事を読み「島離れ 不安をかかえ つらい日々」と思いを寄せた。
 新聞を毎日読み、授業でも感想文を書いたりしたという普天間さん。「感想を五七五にするのは初めてだったけど、文章を書くより思いが出しやすかった」と振り返った。
 科目担当の新田誠教諭は「新聞は多様な記事があるので、教科書には興味を示さない生徒も関心を示していた。授業に載せる材料としてどう使うか考えたい」と話した。
 

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