伊良波っ子“夢”集め

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児童が選んだ「夢をかなえた人」の新聞記事をバックに経験を話す金城健さん(奥)=豊見城市立伊良波小学校

 豊見城市立伊良波小学校(神村逸子校長)で10月26日、新聞記事から仕事に打ち込む人や夢をかなえた人に関する記事を集め、職業観を磨く4年生の授業があった。ゲストに沖縄科学技術大学院大学準研究員の金城健さん(26)を招き、夢をかなえるまでの体験も聞いた。
 総合学習の教育課程研究集会の公開授業として行った。それまでの授業で記事を集めて新聞を作成。この日の授業ではグループごとに記事を紹介し、自分の夢と重ね合わせて発表した。
 長く現役で活躍するFC琉球の永井秀樹選手の記事を選び「僕も長く活躍できるプロ野球選手になりたい」と発表する男子児童やシェフを紹介したワラビーの連載記事から「私も修行してシェフになりたい」と話す女子児童もいた。
 ロボットのプログラムを研究する金城さんは「誰かのことを思って行動するロボットがいたら面白い」と高校生のころに研究の道を志した。苦手だった英語も「好きな研究のためなら話せるようになる」と語った。

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