新聞親しむ一歩 教師ら実践学ぶ 喜瀬武原小中で研修

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 本年度から日本新聞協会のNIE実践指定校になった恩納村立喜瀬武原小中学校(西野朗校長)で27日、NIE校内研修が開かれた。小中合わせて20人の教師が県立教育総合センターの甲斐崇研究主事に理論と実践例を学んだ。

新聞から気になった記事を紹介しあう喜瀬武原小中学校の教師たち=恩納村喜瀬武原

 甲斐主事は、全国学力テストで新聞から必要な情報を読み取る設問が出されていることを指摘。「新聞はさまざまな使い方があるが、子どもにどんな力を付けたいかを考えて使ってほしい」と結んだ。記事を読ませる前に写真を使った実践で新聞に慣れさせることを勧めた。
 同校は「思考力を育む授業」を本年度のテーマに掲げている。研修担当の仲村渠正智教諭は「新聞を読むには漢字を読めるなどいろいろな力が必要だが、すべての力を付けてから読むのではなく、読むことで必要な力を付けていけるのだと思った」と研修の感想を話した。

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