教師向け講座おきなわNIEセミナー(主催・県NIE推進協議会)が17日、那覇市の琉球新報社で開かれた。新聞から好きな言葉を切り抜いて集める「ことばの貯金箱」では生徒へのメッセージや家族への感謝などを思い思いの言葉を選んで作品にした。(28日付「月刊NIE」で詳報)
NIEアドバイザーの古波津聡コザ小学校教諭が「気軽に取り組めるNIE」をテーマに3つの実践を紹介、23人が受講した。
「ことばの貯金箱」を児童と実践した古波津教諭は「児童の言葉遣いが乱暴と感じていた。きれいな言葉には元気を与えるなどの力があると伝えたかった」と取り組んだ意図を話した。
糸満中学校の内山直美教諭は自分のクラスの子に贈る言葉として「自立」「目標高く」「飛躍」などの見出しを切り抜いて台紙に貼った。「学活で取り組むと、言葉を通してクラスが仲間意識を持てるのではないか」と感想を話した。
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