大きな見出し 大ニュース 本社記者、中原小で出前授業

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 教育に新聞を活用するNIEの出前授業が28日、うるま市立中原小学校(安里禮子校長)であり、本社社会部の具志堅学記者と読者センターの安里努局員が新聞の仕組みや利点などについて5年生3学級の児童に説明した。「新聞を読むことで社会とつながってほしい」と強調した。
 具志堅記者は「見出しは記事を要約したもので、これを読めばニュースの肝心な部分は分かる」と話し、見出しや写真などの扱いの大きさが、ニュースの価値を表していると強調した。新聞の見開きいっぱいに写真を扱った興南高校の甲子園春夏連覇(2010年8月22日付)を報じる紙面を両手で広げて掲げると、児童から歓声が上がった。
 実際に新聞をめくって見出しだけを読む取り組みも行った。2組の宜保皓翔(あきと)君は「新聞をめくったら、いろいろな記事があって面白かった。興南の写真が大きく載っていた紙面はすごいと思った」と話した。
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 沖縄タイムス社では学校やPTAに記者を派遣し、新聞の読み方や活用法、写真など関連する技術講座を実施しています。問い合わせはメール、times-nie@okinawatimes.co.jp

新聞のしくみを学び、気になる記事を探す中原小の5年生たち=うるま市宮里

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