ハブとぅやー棒って便利
退治は必ず大人に頼んで
ハブに出会ったらどうしましょう。幸地富代さん(42)は、息子の功哲君(9)に近づかないで、大人を呼ぶよう助言しました。
ハブとぅやー棒 渡嘉敷で大活躍
■2012年5月24日付市町村面
渡嘉敷村商工観光課が作製したハブを捕らえる「ハブとぅやー棒」が、村内で話題になっている。村臨時職員の當山清哉さん(34)が手ごろな枝を利用して、長さ120~130センチの、先端部を二股に切った棒を作った。面白半分で棒の上部に「ハブとぅやー1号」と書き、29号まで作製。人気を集め、約20本追加した。この棒で実際にハブが退治されている。
富代さん▶「ハブとぅやー棒」だって。ハブの季節が来たか。
功哲君▶学校の近くで見たよ。キノボリトカゲの餌を探しに草むらに行ったら、木の枝に巻きついてた!
富代さん▶それ昼間? みんな気付いていたの?
功哲君▶休み時間だから昼の1時半ごろ。気付いていないみたいだったよ。
富代さん▶朝晩の涼しい時間でなくても、ハブがいそうな所には入っていかないでよ!
功哲君▶ボールが入ったら取ったりしてる…。
富代さん▶えー! 手ではだめだよ。どうする?
功哲君▶このハブとぅやー棒があれば、ボールも取れるし、襲いかかってきても捕獲できるよね。やってみたい。
富代さん▶退治は大人にまかせないとダメ。でもこれを大人が使えば一挙両得。「鬼に金棒」だね。
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