花好き おばあちゃん似
やっぱり遺伝子だね~
世界で初めて開発された青いダリアに、幸地富代さん(42)、功哲君(9)親子はうっとり。会話にも〝花〟が咲きました。
青いダリア開発
■2012年6月6日付社会面
千葉大は5日、大学院園芸学研究科植物細胞工学研究グループの三位正洋教授らが、世界で初めて青い花のダリアを作り出したと発表した。三位教授らは2月にも、青いコチョウランの開発に成功している。同大によると、ピンク色の「大和姫」という一重のダリアにツユクサの青色遺伝子を組み込み、青紫色の花を作成。さらに八重のダリアと交配させて、八重咲きの青色ダリアを開花させた。
富代さん▶見て見て、青いダリアきれい。ツユクサの色素を使ってるって。
功哲君▶青い? 紫っぽいよ。
富代さん▶幼稚園のころ、よく摘んで持っていったんだよ。先生にあげると、「私の名前つゆ子だからうれしい」って喜んでくれて。大好きな先生の名前の花だって、すぐ覚えられたよ。
功哲君▶へ~、その花知らなかった。梅雨の時に咲くからツユクサって名前?
富代さん▶そうかもしれない。この前、おばあちゃんから写メールきてたじゃない、青いコチョウランって。これも同じ色素を使ったんだって。
功哲君▶珍しいランでしょって、写メールに挑戦してたね。花好きはそっくり。
富代さん▶確かに、遺伝子~。色素だけでも変えちゃいたいよ。
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