[NIE・出前記者]新聞活用 教員へ紹介 本紙記者、赤道小で

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 教育に新聞を活用するNIEの出前授業が24日、うるま市立赤道小学校(佐久本実校長)であり、本紙の具志堅学記者が、教員ら28人に実践例を紹介した。ワークショップを通して「新聞を授業で気軽に使って子どもの社会への関心を広げてほしい」と強調した。
 同校の校内研修会の一環。新学習指導要領では、新聞を活用し、子どもたちが情報を集めて選択、解釈し、表現する力を求めている。具志堅記者は「最初は写真や漫画を使う実践で、子どもに慣れ親しんでもらうといい」と助言した。
 授業の実践例では、グループ内で気になった記事について意見を交換したり、写真と記事を切り抜いて、被写体となった人物が言いたいセリフを考えた。
 昨年からNIEに取り組んでいる嘉陽哲子(のりこ)教諭(43)は「4年生以下の学年で、どう新聞を使うかが課題だったが、写真の活用法が分かった」とヒントを得た様子だった。

新聞の活用方法を探る出前授業で、記事を基に意見交換する教員=うるま市立赤道小学校

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