教師ら新聞活用法学ぶ 第1回おきなわNIEセミナー

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 県NIE推進協議会(山内彰会長)の第1回おきなわNIEセミナーが11日、那覇市久茂地のタイムスビルであった。教員ら32人がNIEアドバイザーの助言を受け、学校での新聞の活用法を体験した。

ワークショップで紙面を手に、読み聞かせをする受講者=11日、那覇市久茂地のタイムスビル

 メーン講師を務めた県立総合教育センター研究主事の甲斐崇アドバイザーは、毎週木曜日の朝の始業前に「NIEタイム」を始めた北谷町立浜川小学校が取り組む「新聞読み聞かせ」を紹介した。甲斐教諭は「発達段階に応じて記事を選ぶことが大事。朝の時間を使えば、教科に関係なくできる」と話した。
 写真を選びコメントするワークショップもあり、知識を活用する力を育てるための道具として新聞を使い、継続して取り組むことの大切さを強調した。受講した読谷高校の齋藤綾教諭は「先生方と意見を交わして楽しかった。生徒たちにとっても新聞に興味を持ってもらう、良いきっかけになると思った」と話した。

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