新聞づくり 活発議論 五輪記事を再構成 越来小学校 

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 沖縄市立越来小学校(久場明子校長)で16日、新聞記事を切り貼りして再構成する切り抜き新聞づくりの授業があった。NIEアドバイザーの甲斐崇浜川小教諭が招かれ、5年生に指導した。3人グループで1作品を作成する形式。甲斐教諭は「こうすればもっと(テーマが)伝わると意見を言い合って『もめる』ことが大事」と新聞づくりを通して議論する大切さを説いた。  

切り抜き新聞づくりの授業で甲斐崇教諭(右から2人目)の助言を聞く越来小の児童たち=沖縄市越来

 ロンドン五輪の記事を集め、グループごとに「感動」「喜び」などキーワードを決めて記事を配置したり、見出しを付けたりした。「内村選手が1枚もないのはおかしいよ」などと記事・写真の選択や配置で活発な意見が飛び交った。
 越来小の福地正雄教諭は「レイアウトについて話し合っている姿に驚いた」と、身近に感じた記事を再構成する取り組みが活発な意見を引き出す様子に感心した。
 「歓喜の瞬間」の見出しで喜ぶ写真などを早々と配置した小浜俊君と親川裕也君は「難しいと思ったけど、やってみたら簡単だった」と得意げに話していた。

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