本紙記者を講師に迎えた出前講座が2日、沖縄市立比屋根小学校(吉本勝校長)であった。3年生105人と授業参観で集まった保護者が、新聞を通じたふれ合いを楽しんだ。
講師の一人で中部支社の屋良朝輝記者は「見出しの言葉でニュースの要点、見出しの大きさでニュースの大きさが分かる」と新聞の仕組みを説明。「記事が分かりやすいように、グラフや写真を使っている」と話した。子どもたちは、メモを取りながら聞き入っていた。
見出しを頼りに新聞をめくり、一人一人が選んだ記事を紹介しあった。子どもと大人が一緒になって、にぎやかに笑いながら新聞記事を読んだり感想を話し合ったりしていた。NIE事業推進室の安里努事務局長は「新聞を家族のコミュニケーションに使ってほしい。活字に慣れることができ、自分の考えを表現する機会にもなる」と話した。
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