港川小学校(崎濱秀一校長)の4年生155人は16日、沖縄タイムス記者を講師に招いて新聞の仕組みや取材のこつを学んだ。近くの浅瀬についての壁新聞を作るための事前学習で、子どもたちは「分かったことを生かしていい新聞を作りたい」と取材や新聞制作に意欲をみせた。
講師は、社会部ワラビー担当の具志堅学記者が務め、児童はメモを取りながら聞き、取材の練習を兼ねた。
具志堅記者は「見出しは記事の一番大事なところを抜き出したもの」「取材の前に質問することをあらかじめ考える。分かるまで何度聞き直してもいいよ」などと話し、子どもたちは真剣な表情でメモを取っていた。
4年生は今後、近くの浜にある岩礁、通称・カーミージー周辺に出向いて生き物を観察したり、地元の人から話を聞いたりして壁新聞を作る。饒平名芽衣さんは「カーミージーの名前の由来などについて調べたい」と話した。
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