沖縄タイムス豊見城市販売店会が主催する新聞スクラップ教室が11日、豊見城市中央公民館で開かれ、100人の親子が新聞の仕組みを学びながら作品を完成させた。
販売店主が手作りのボードを使い、見出しやリード文などの紙面構成や用語を説明。参加者は、それを聞きながら、手元の用紙に答えを書き込む形で学んだ。
ワラビーで掲載された、乾燥した砂漠でサボテンが育つ理由を解説した記事を切り抜いた浦崎葵君(上田小5年)は「少しの水でも生きられる仕組みが分かった。中身がどうなっているか、もっと知りたいと思った」。母親の明子さんは「新聞を読むことで、考えたことを自分の言葉で表現する練習になる」と効果を期待した。
ゆいレールが10周年を迎えた記事を選んだ山内琉矢君(豊崎小3年)は「ゆいレールがぼくと同じ8月生まれで、2歳年上ということが分かった。まだ3回しか乗ったことがないので大人になっていっぱい乗りたい」と話していた。
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