八重瀬町東風平の4子供会主催の新聞スクラップ教室が14日、東風平小学校地域交流ホールであり、小学生約40人が記事スクラップ作りに初挑戦し、地元の自然や文化、社会への関心を深めた。沖縄タイムス八重瀬販売店会の店主らが指導した。
子どもたちはスポーツ面や、こども新聞「ワラビー」の記事、写真を中心に切り抜き、ワークシートにコメントを書き込んだ。
見出しに色を付けるなど、それぞれがこだわった作品の完成を喜んだ。
東風平小5年の久高琉愛(りゅうま)君は親子マネー教室の記事を選んだ。「今までは100円持っていたらすぐに全部使っていた。買う前に必要かどうか考えたい」と真剣な表情。
組踊「銘苅子」の解説記事をスクラップした同小6年の屋富祖伶子さんは「役者の思いが舞台に込められているし、表情にひきつけられる。私も演じてみたい」と笑顔で話した。
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