沖縄タイムスの沖縄市・北谷町販売店会が主催する新聞スクラップ教室が10日、沖縄市民会館中ホールで開かれた。約120人の親子が、好きな記事や写真を切り抜いてコメントを書き込み、夏の出来事を自分の作品にした。
台紙に好きな記事を貼り、記事の主役、日付などの情報や選んだ理由を書き込んだりした。
小惑星の命名権が、発見した神奈川県の女子中学生3人に与えられた記事を切り抜いた喜納乙羽(おとは)さん(諸見小4年)は「星や星座が好きなので、3人がうらやましい。私も星を見つけて名前をつけたい」と話した。
4日付のワラビー「食育ふるさとレシピ」の料理図解を選んだ下地姫凜(きさり)さん(北美小4年)は「見た目がきれいなので食べたくなる。絵や写真で説明されているので子どもでも作れそう」と感想を述べた。
作業の前に、沖縄タイムスNIE事業推進室の安里努事務局長が新聞の読み方を講話。「読み取る、自分の考えを持つ、ほかの人に伝える、という流れで力を養える」と解説した。
次の記事:めくって発見・納得 豊見城でスクラップ教室