10年研修でNIE学ぶ 県中頭教育事務所が初

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新聞記事を「喜怒哀楽」のテーマに分け、切り抜き新聞を作っていく教員ら=沖縄市美原・中頭教育事務所

 中頭教育事務所(狩俣智所長)は勤務10年目の教師の研修に本年度初めてNIEを取り入れた。13日の研修は日本新聞協会公認NIEアドバイザーの兼松力氏(大里中学校教諭)と佐久間洋氏(伊平屋小学校教諭)が、言語活動を活性化させるNIEの効果をワークショップを通して伝えた。
 NIEは「観光教育」「キャリア教育と食育」と並ぶ選択研修として導入。管内の公立小・中学校教師70人のうち20人がNIEを受講した。
 5分間で全ページの見出しだけを読んで興味ある記事を選ぶワークショップで始まった。兼松教諭は「情報を選ぶ、選んだ記事についてグループで話すことで力が付く」とワークショップの意義を話すと同時に、関心ある記事の隣の記事も目に入る新聞の特性を説明した。
 後半は小学、中学に分かれた。小学校では4人グループで各自が選んだ記事に順位を付けて台紙に貼ってコメントを書いた後、別のグループの作品に付箋紙でコメントをつけていく「新聞ツイッター」を佐久間教諭が紹介。「順位を付けるのも多数決にはせず、話し合いを重視する。続けることで付箋に書くコメントの量が増えていっている」と事例を話した。
 受講した宮里恵教諭(山内小)は「見出しだけで内容が分かるということを知った。NIEは難しいと考えていたが、写真を使うのはいい方法だと思った」と話した。

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