新規NIE実践校4校に認定書伝達 言語活動充実に校長ら期待

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 日本新聞協会が本年度新たにNIE実践校に指定した県内の4校に認定書が手渡された。県NIE推進協議会の山内彰会長らが8月26日までに各校を回って伝達した。校長らは読解力向上など自校の課題を挙げながらNIEの成果に期待した。
 認定書を受けたのは名護市立真喜屋小学校(平良正栄校長)恩納村立喜瀬武原小中学校(西野朗校長)興南中学校(我喜屋優校長)県立陽明高校(盛山泰秀校長)の4校。
 真喜屋小は平良校長自らが児童の読む力を課題に掲げて実践校に応募した。喜瀬武原小中は併置校であることを生かして、小学校高学年から中学生までの異年齢集団で新聞を使った授業に取り組む。
 興南中の我喜屋校長は甲子園春夏連覇した高校野球部の選手が1分間スピーチで新聞を取り上げた例を話し「(有名になった)朝の散歩でも記者になったつもりで見聞きしなさいと言っていた」と振り返った。
 陽明高の盛山校長は進路指導の経験から「人とぶつかるのを嫌がる世代だが、新聞記事を間に挟んで意見交換するのは効果がある」とコミュニケーション力の向上に期待した。

名護市立真喜屋小学校

恩納村立喜瀬武原小中学校

興南中学校

陽明高等学校

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