うるま市立中原小学校(安里禮子校長)で2日、新聞記事を読んで絵として表現するクラブ活動があった。4~6年生の18人が記事の内容を絵で説明したり、想像したことを描いた。
活動は月に1回。保護者の上阪あゆみさん(37)が指導するデッサンクラブは、夏休み明け初めの活動で新聞を題材にした。
上阪さんは「記事を読んで絵を描くと、記事の内容や読んだときの気持ちを忘れず、定着する。新聞は読むだけじゃなくて、工夫したら楽しいと伝えたかった」と狙いを話した。
6年の上江洲海(かい)君は、奄美大島でマングースの駆除が進み、アマミノクロウサギの生息数が回復した記事を選択。ウサギが増えて列をつくる一方で、1匹のマングースが仲間の昇天を思い出している様子を描いた。
「本物のように描こうと工夫した。最初は絵にできる記事が探せなかったけど、やってみたら思った以上に楽しかった」と新たな発見を喜んだ。
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