県NIE推進協議会の山内彰会長らは6日、県教育庁に諸見里明教育長を訪ね、新聞を教育に活用するNIE活動への行政の支援に謝意を述べ、教員向け研修のさらなる充実などを求める要望書を手渡した。
山内会長は「かつては『お願い』で訪れていたが、ここ数年は子どもたち、教師、父母の生き生きした姿を報告できるのがうれしい」と活動の充実ぶりを話した。
諸見里教育長は「新聞は、現実と学校の懸け橋ですべてが教材となる。NIEを通して生きる力を構築していきたい」と述べた。
推進協議会副会長の武富和彦沖縄タイムス社取締役編集局長、玻名城泰山琉球新報社取締役編集局長とNIEアドバイザーの甲斐崇県立総合教育センター研究主事、古波津聡コザ小学校教諭も同席し、授業やフォーラムで児童生徒が新聞を活用する姿を報告した。
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