読谷村立渡慶次小学校(金城幸次校長)は8月27日、校内研修会を開き、学習に新聞を取り入れるNIEの基礎と実践例を学んだ。
沖縄タイムス社編集局整理部の具志堅学記者が講師を務めた。参加した教師たちは気になった記事を選び、記事に対する考えを発表。「喜怒哀楽」のテーマごとに記事を選んでミニ新聞づくりもした。具志堅記者は「意見発表はプレゼンテーション能力の向上にもつながる。学年ごとに工夫してほしい」とアドバイスした。
参加した仲宗根求教諭(40)は「同じ記事でも人によって感じ方が違うことがわかった。生徒たちを理解する手助けになる」と手応えをつかんだ様子。金城校長は「新聞を通じて文章能力の向上と社会を学ぶ力をつけてほしい」と期待した。
次の記事:記事の書き方 教員12人学ぶ おきなわNIEセミナー