[出前記者] リーダー育成 新聞作りで 南部工業高生 情報整理など学ぶ

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 南部工業高校のリーダー研修が3日、県立糸満青少年の家であり、生徒会や学級役員ら38人が、切り抜き新聞作りを体験した。

ほかのグループの切り抜き新聞にコメントをつけていく南部工業高校の生徒=県立糸満青少年の家

 テーマの設定や記事の順位付けについて話し合い、グループで模造紙大の作品を完成させた。
 リーダーは、学校行事の中心となって生徒を動かす役割があり、切り抜き新聞作りは、生徒同士で話し合う土壌づくりが目的。沖縄タイムスNIE事業推進室から講師を招いた。
 「喜怒哀楽」「つながり」といった抽象的なテーマを選び、そのテーマに合った記事を各自で探し、順位付けするなど、グループ内での話し合いは不可欠。別のグループの作品に付箋紙でコメントを付けるなど作品の出来栄えを評価し合った。
 講師の具志堅学記者は「情報を集めて整理して、自分の考えを表現する活動をした。将来、仕事をする上でも大事なことなので力をつけてほしい」と説明した。
 2年の高嶺朝聖君のグループは「驚いたこと」をテーマに制作。「新聞をめくっていくと新しい発見があった。グループのみんなもしっかりテーマに合った記事を選べていて良かった」と感想を話した。

【追加情報】出前授業の問い合わせ・申し込みはこちらのフォームから

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