今帰仁村立兼次小学校(上間賢治校長)で16日、本紙記者を招いた出前授業が開かれた。5年生24人が記事から大事な単語を選び出したり、気になった記事にタイトルを付けて紹介し合ったりして言葉の力を磨いた。
沖縄タイムスNIE事業推進室の安里努事務局長が講師を務めた。見出しを隠した記事からキーワードを探すワークショップでは「見出しを付ける人はいくつもの単語を比べて大事なこと、伝えたいことを三つくらいに絞って見出しにしている」と紹介した。
上間来夢さんは「大事な単語を選んだものが見出しになるとか、記事にない言葉でも言い換えて見出しになることが分かった」と感想を話した。
高校野球の記事に「劇的と思った記事」とタイトルを付けた尾花翔也君。「最近の野球はホームランで点が入ったりするけど、この試合は打線がつながって逆転する、野球らしい野球だったので選んだ」とファンらしいコメントを書いた。
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