本紙記者が講師を務める出前授業が12日、那覇市立首里中学校(名城克哉校長)であった。1年生245人がインタビューや新聞作りのこつを学んだ。
講師の一人、社会部の具志堅学記者が、見出しやリード文など新聞の仕組みを説明。生徒の目の前で名城校長への模擬インタビューを行い、「質問を前もって考えておき相手の目を見て話を聞こう」と助言した。
生徒は、インタビューのメモから「なぜ教員になったのか」「教員になってよかったこと」「大変だと思ったこと」などの要点を付せん紙に書き出した。
校長の話から「多くの生徒に恵まれた」「大人に近づける仕事」など見出しを取る作業も行った。生徒は今後、地域の人を取材し、新聞を作る。
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