NIE実践指定校のうるま市立中原小学校(安里禮子校長)で9日、保護者を対象にしたNIE講座が開かれ、14人が色ペンを使った新聞活用法を学んだ。
グループに分かれたワークショップでは、家族になった想定で色分けしたペンで気になった記事を囲んで意見交換した。沖縄タイムスNIE事業推進室の安里努事務局長は「色ペンで囲んでおけば、朝話す時間がなくても帰ってきて新聞を見ると家族それぞれが興味を持った記事が分かる」と紹介した。
県立総合教育センターの甲斐崇研究主事は、記事について親子で意見交換するファミリーフォーカスのやり方をワークシートを示しながら説明。「新聞を読むことは読解力を養うだけでなく、社会や他者に目を向けることにつながる」と家庭での新聞活用を勧めた。
次の記事:好きな記事 切り貼り 比屋根小でスクラップ授業