沖縄市立比屋根小学校(吉本勝校長)で11日、新聞スクラップの授業があった。3年生105人が新聞から気になった記事や写真を切り抜いて台紙に貼り、紹介し合った。
宮城圭矢君は、大好きなディズニー映画のデザイナーが沖縄国際大で講演したという記事を選んだ。「子どものころペンでカーテンや壁に落書きしても、お母さんは怒らず応援してくれたという話がおもしろかった。お母さんは偉いと思った」と感想を述べた。
宮里彰吾君は早々と完成させると、別に数種類の記事を切り抜き、紙面の日付を付箋に書いて張り付けた。
「スクラップしたい記事がいっぱいあった。いろいろな記事に出合えたのがよかった」と授業の感想を話した。
沖縄タイムス読者局員が授業の冒頭、夏休み明けに募集する新聞スクラップコンテストの内容や、切り取った記事に日付を書いておくことなど作業のこつを説明した。
次の記事:[出前記者] 新聞から憲法学ぶ 沖女短大生 人権に焦点