うるま市立中央図書館は読書週間の2日、親子向けと中学生向けの新聞講座を館内で開いた。親子23人、中学生15人が参加、新聞の読み方や楽しみ方を学んだ=写真。沖縄タイムスNIE事業推進室が講師を務めた。
両講座とも紙面から気になる記事を紹介し合うワークショップから始まり、活発に意見交換。親子向けでは、写真にせりふを付けるなど年齢に応じたワークシートづくりを実践。中学生向けではワラビーのニュース記事から見出しになる言葉を探して記事の特徴を学んだ。
美里中3年の金城慎希さんは、知る権利を奪わないでほしいと考え、特定秘密保護法案の記事を選択。「学校でも記事を紹介し合ったら、みんな仲良しになれそう。記事を読んでいたら大人とも話せると思った」と話した。
同級生の照屋真生さんは「同じ新聞でも興味を持つ記事がこんなに違うのかと思った。記事を紹介するのは発表の練習になる」と手応えを感じた様子だった。
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