国頭村立の北国、佐手、奥の3小学校合同のNIE授業と教員の研修会が5月28日、北国小学校であった。県立総合教育センターの出前講座を利用して、3~6年の児童21人が気に入った写真を選んだり、新聞のよさを探したりした。
教育センターの甲斐崇研究主事が講師。児童は日ごろから3校で合同授業を受けることがあり、この日は学校をまたいで学年ごとに分かれたグループで2時間学んだ。各校の教諭10人ほどもグループを回って児童に声を掛けた。5年生の国語にある新聞のよさを探す授業では、実際の新聞をめくって記事や広告の内容を分類。児童は「持ち運べる」「一目でニュースが分かる」など長所を挙げていた。
宇良李涼(りずむ)さん(北国小6年)は「ふだん新聞を読まないけど、自分の時間に合わせて読めるのがよいところと分かった。写真で分かることが多いことも分かった」と感想を話した。
次の記事:[出前記者]新聞で考える力つける 平敷屋小6年の46人