[出前記者]新聞で考える力つける 平敷屋小6年の46人

Share on Facebook

 平敷屋小学校(西野朗校長)で5日、沖縄タイムス記者を招いたNIE出前授業があり、6年生46人が切り抜き新聞作りを通して記事を選んだ理由を言葉で表現した。

グループに分かれて切り抜き新聞を作る6年生=うるま市立平敷屋小学校

 授業は体育館で開かれ、見出しなど新聞の構造を学んだ後、4人グループで「びっくり」「かっこいい」などのテーマを選択し、記事を集めた。集めた記事のうち最もテーマにふさわしい記事をトップに置き、理由を書き込んだ。他のグループが作った新聞にも付せん紙で意見を付けて学び合った。
 若年性認知症の調査結果の記事を選んだ平安名颯星(はやせ)君は「新聞は難しいと思っていたけど、ちゃんと読んだら市内の彩橋小の記事もあって楽しかった」と感心。古謝ひとみ教諭は「ふだんから理由を考えさせることに取り組んでいる。トップ記事にした理由を考えることで学習になった」と効果を挙げた。

前の記事:
次の記事: