沖縄職業能力開発大学校(沖縄ポリテクカレッジ、沖縄市市池原)で3日、沖縄タイムス記者の出前授業があり、学生40人余が新聞の読み方を学び、記事から新規事業のアイデアを練った。
同校応用課程2年生(四年制大学の4年生に相当)が就職活動に向けた講義として受講。中部支社編集部の屋良朝輝記者が、見出しを全ページ読むと短時間で世の中の流れがつかめるなどと説明した。
受講生は4人一組になって記事や広告を組み合わせ、新規事業などを提案するワークショップにも挑戦。気になった情報を共有して結びつける試みで焼き物の窯の写真と、新生児と同じ重さの米を贈る広告を組み合わせ、泡盛版の新サービスも提案された。
チューブ状中華調味料の記事と介護法通信講座の広告を組み合わせたグループの新垣一真さん(21)は「いろんな情報を組み合わせると新しいことにつながる。新聞はリード文に情報がまとめられていると気付いた」と喜んでいた。
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