沖縄市の美里自治会(喜納康則会長)は14日、同自治会館ホールで新聞のスクラップ教室を開いた。地域住民ら30人が紙面を切り抜きながら記事の特徴を学んだ。沖縄タイムス美越販売店の久高清美店主らが指導した。
サッカー・ワールドカップ日本代表の記事を切り抜きした永本悠樹(はるき)君=美里小2年=は「本田圭佑選手の記事を探すのが楽しかった」と笑顔。「STAP細胞」の論文問題を選んだ松林聖和(せな)さん=同小3年=は「難しい漢字がいっぱいあった。新聞でたくさん漢字を覚えたい」と話した。
自慢のスクラップ集を紹介するコーナーもあり、10年以上、スクラップを続ける諸見里安勝さん(69)が、沖縄の歴史や医療、孫の絵画コンクール入賞などをまとめたノートを披露した。諸見里さんは「いろんな記事が詰まっていて読み返すと感動する。子どもたちも楽しみながら取り組んでみて」と呼び掛けた。
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