那覇市立仲井真小学校(安里恒男校長)で12日、沖縄タイムスの新聞活用出前授業があり、5年生115人が体育館で4、5人のグループに分かれ、2時間かけて切り抜き新聞を作った。
「びっくり」などをテーマにこの日の新聞から記事を選び、一番伝えたい記事を話し合いで決めた。発行者名を書き加えたり、オリジナルキャラクターを作るなど工夫を凝らした。
「ハッピー新聞」と題して「うれしい」記事を選んだ金城星来(せいら)さん(10)は「事件でもスポーツでもすごいと思うことがいろいろある」と全ページをめくった感想を話した。
新垣清教諭は「同じ日の新聞でも選ぶ記事が違うのが面白い。子どもたちにも個々の見方の違いが実感できたのではないか」と視野を広げる活動と評価した。
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